気になる口癖
私は毎朝、支度をしている時に、テレビをつけている。
気になる内容があれば、見るが、基本的にはこのコーナーがはじまったら、遅刻のサインというアラート代わりについている。
朝の情報番組はいっぱいやっているのだが、主に日テレに「スッキリ」をつけている。
ちなみに「天の声さん」コーナーの話題2つ目あたりで家をでないと間に合わない。
スッキリは加藤浩次さんがMCなのだが、ニュースに対するコメントでよく「~と僕なんかは思ってしまうんですけど」
と発言しているのが非常に気になる。
つまり「僕はこう思うけど、あくまで個人の考えなので、これが正解というわけではありません=クレームよこさないで」ということなのであろう。
完璧なリスクヘッジ。
しかし、リスクヘッジが故に、保守的すぎるこの言葉がなぜか非常に気になる。
ポイントは「あくまで僕個人の気持ちであり、どうしてもこういう感じしてしまうんだ」という消極的な雰囲気を出すこと、そして「専門家でもなく特別な権威を持っているわけでもない僕なんかがそう感じている」という妙にへりくだって聞こえる点だ。
語尾を「と思います」という点でその人個人の考えてあることは明白なわけで、であるなら「僕はこう思います」というシンプルな表現でいいはずだ。
それができないほど、言い回しを気にしなければいけないのならば、ずっと右下に通販番組みたいに「個人の見解です」という注釈を出し続ければいいのではないか、と日テレに提案したい。
注釈で結構楽になるような気がする。
ニュースコーナー:「全て個人の見解です」
グルメ紹介コーナー「事前に仕込んであります」
芸能コーナー:「ニュースではありません。宣伝です。」
天気予報コーナー:「天気予報士の予測であり、結果を約束するものではありません」
普段CMにいれる注釈を気にしている私。
これは職業病と呼ぶのかな。。。